SotaTek、中川グループのスマートビルディングソリューションのグリーン・デジタル技術運用支援パートナーとして参画

ベトナムは気候変動と自然災害の影響を受けやすく、アジアで高い炭素排出レベルも抱える国です。このため、ベトナム政府は2021年の国連気候変動会議(COP 26)で、2050年までに国内の炭素排出を削減し、炭素中立を達成するという目標を立てました。

 

【中川グループについて】

中川グループは、2009年に証券取引所に上場(HNX: NAG)し、21年以上の形成と発展を経て、現在ベトナムで空調分野でトップの位置を占める多角的に事業を展開する企業グループです。ベトナムの持続的なな発展のための重要な支柱としてエネルギーの節約と環境保護を重視し、政府と協力し、2050年までに国家のエネルギー問題を解決し、温室効果ガス排出量をゼロにすることを目標としています。2023年1月、ハンイェンに工場を開設し、世界銀行(World Bank)の支援を受け、生産技術を転換し、オゾン層の劣化を引き起こす物質の消費を削減し、R22冷媒の使用を排除し、本社の空調製造にR32技術を導入しました。

 

また、最新世代の技術の研究と導入を進めており、特にアパート、オフィス、工場、倉庫などのビルで最大限のエネルギー消費を節約する包括的なソリューションを提供します。長川の中央空調システム(VRF)や暖房、換気、空調システム(HVAC)は、デジタルプラットフォームを基盤とするビル管理システム(BMS)と統合され、エネルギーの削減だけでなく、CO2排出の削減も支援し、環境保護に貢献します。

 

【BEESOTA 6Gについて】

BEESOTA 6Gアライアンスは、SOTATEK(www.sotatek.com)とBEE SYSTEMS(www.beeinc.vn)の共同イニシアティブによって設立さ、世界中の大学や企業、通信会社、モバイルネットワーク運営者から専門家の協力により生まれたプロジェクトです。最新技術の研究に焦点を当て、各業界の特性に適した技術ソリューションを設計し、グローバルな規模で需給のギャップを埋める信頼性の高いテクノロジーサプライチェーン(BEESOTA TSC)を構築することが目標です。

 

【このパートナーシップについて】

2023年8月、BEESOTA6Gは、UBLOXと共に、技術連携を通じて中川グループのスマートVRF/HVAC&BMSの技術ソリューションを開発しました。これにより、最先端のVRF、HAVCシステムの提供し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成、特に目標13(気候行動)の達成に向けた努力を強化します。

 

一方、スイスのUBLOX社(証券コード:UBXN、スイス証券取引所:SWX)は、最新のセキュリティ技術を搭載した先進のAI・IoTハードウェアモジュールと、190のグローバルなモバイルネットワークで機能するIoTベースのSIMカードを提供します。これにより、IoTデータ通信プラットフォームThingstreamを活用して、エアコンシhステムに連続的かつセキュアな無制限の接続が可能となります。

 

BEESOTA 6Gアライアンスは、IoTサーバーソフトウェアや国際基準に準拠したオープンソースのBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)といったソフトウェアソリューションの開発を担当します。これにより、人工知能を強化した技術を活用して、ヨーロッパで実証された様々なビルの消費電力の節約効果(最大25%)を高めるシステムをベトナムでも展開され、石炭火力発電所の電源消費からのCO2排出を大幅に削減することが期待されます。

 

この協力関係は、ベトナム全体の持続可能な発展の一環として、環境への影響を考慮した製品の開発と市場投入を進めます。

 

 

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